みーたん

カストラートのみーたんのレビュー・感想・評価

カストラート(1994年製作の映画)
3.8
なにかを得るためにはなにかを失うことも必要なのかもしれないけど…ここまでくると狂気を感じてちょっとこわい。
でもそういう禁忌的なものはどうしても美しくて、惹かれてしまうのですね。
音楽と歌声が素晴らしいです。実際のカストラートの音声はもう残っていないらしく、この作品では男性と女性の声をミックスして作ったと聞いて驚きました。
いろんなものを失ってまで手にした歌声、残ってないのか…せつない。
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