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秘密の花園のKExitのネタバレレビュー・内容・結末

秘密の花園(1919年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

裕福な家庭に生まれインドで生活しているメアリー・レノックス(ケイト・メイバリー)は、地震で両親を亡くしイギリスの叔父の屋敷へ移ることに。屋敷はメアリーの母の双子の妹である亡くなった叔母の思い出が蔓延り、病弱ないとこのコリン(ヘイドン・プラウズ)が隔離された部屋に住んでいたりと陰鬱な雰囲気に包まれている。そんなある日メアリーは庭で扉の閉ざされた庭園を発見し、忍び込む。そこは叔母が生前大切にしていた秘密の花園であった。メアリーと使用人の男の子ディコンは庭を蘇らせることを決意する。

子供の無垢な好奇心は、大人の思い込みを凌駕する。フィルターのない、生の自然を見た気がした。メドロック夫人が悪のように描かれつつも、最後にコリンの回復に涙したりと単なる悪人となっていないのが良い。
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