地べた飯喰三郎

死霊の盆踊りの地べた飯喰三郎のレビュー・感想・評価

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)
1.0
昔 dvdでレンタルして見たクソ映画(褒)
マジで墓場で裸の女が踊る→主人公たちが感想言う→別の裸の女が現れて踊る→主人公たちが感想言う 、、、だけを繰り返すクソ映画。
冗談抜きでつまらない(褒)
死霊といいつつメイクもしてないので 死霊感が無く 死霊女はただの裸の女。踊りも大体 腕を振ってるだけでアグレッシブさのカケラもない、やる気の無いラジオ体操が90分間流れるだけの不毛な映画体験。ワイヤーとか見えちゃうし、
制作陣の雑ofザ雑のテキトーな仕事のオンパレードで出来も最悪(褒)
褒めるところなんて本当に一つも無い(褒)


個人的に一番面白かったのは本編じゃなくてdvd特典の監督インタビュー。
これの企画経緯が当時アメリカにあったヘイズコード(★暴力や性的表現に対する映画会社の自主規制コードのこと)の下 どうやって裸の女を劇場で見せれるか考えた結果、人間の女じゃなくて死んだ女幽霊だったらイケるんじゃないか!、、、ってコトで作ったらしい。おいおい。
当時 件のコードのせいでポルノ映画が作られなかったからつまんない割には結構男性客が入ったらしい。
(ちなみにヘイズコードがあったからおっぱいモロ出しのフランス映画とかも話が退屈でも商業的にヒットしてたらしいよ。エロ強。)
だからそもそもホラー映画として作る気が無かったみたい。


でそのインタビューで面白いのは
こんなにつまんないのに、いやむしろつまんな過ぎて世界的に有名なのに、そんな本作を監督は『世紀の大傑作』を作ったごとく雄弁に語るとこでした。
じつは一番ヤバイのは作品じゃなくて監督なんじゃないかと思う奇跡のようなゴミ映画(貶)
地べた飯喰三郎

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