コロン

大統領の陰謀のコロンのレビュー・感想・評価

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
3.6
ザ・シークレットマンの予習のためにDVDで鑑賞。ウォーターゲート事件の真相を暴いたワシントン・ポスト紙の二人の若手記者を主人公とした社会派ノンフィクションサスペンス。彼らの丹念な取材活動と記者魂が丁寧に描かれている。口は悪いが、胆が据わり決断力もある主幹が取り仕切る編集方針を決めるシーンは興味深い。ラストのニクソンのテレビ映像と二人の記者が必死にタイプライターを打つカットの対比は秀逸だとは思うが、そこに至るまでの描写が尻すぼみなため、やや唐突な感じがするのは残念。何れにしても、ペンは剣より強し、ということか。
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