ばんばん

ロッキーのばんばんのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
4.5
スタローンが若ーいなどと見始めた。

エイドリアンが客にすらひと言も話さないし厚着して顔もよく見えないような姿から、ロッキーと付き合いだしてからどんどん変わっていくのおもしろかった。
垢抜けた格好になり自分からキスをねだり、兄さんに怒鳴り散らすこともできるようになる。

ロッキーは、エイドリアンがいたから当て馬みたいな試合で本気で挑む事を決心できたのだなあ。
ゴロツキで終わりたくはないというのもあるけど、それにもエイドリアンへの想いが増幅させたというか。

トレーニングシーン、盛り上がりました。
そもそも準備・トレーニングシーンにめちゃめちゃ弱いのであのテーマ曲と相まって盛り上がらないわけはない。

トレーニング初日の夜明け前のシーンが結構好き。
走り込んでへとへとで横腹が痛くて、自分がサボってきたことを実感する。物悲しい。
だけどそこでガックリしてやめたりはしない。

有名な試合後の「エイドリアーーーン」と叫ぶシーンは滑稽というか茶化された感じで世間に出回っているように感じていたけど、殴られまくってアタマとんでるんだなと思うと笑えないですよ…。

アポロと認め合うのも好きだなあ。

いろんなことを丁寧に表現しているなあと思いました。
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