
「マリモちゃん、将来の夢は?」 「オリンピック!釣りで金メダルをとりたい!!」 満面の笑みで答えるのは、天才釣り少女と呼ばれていた9歳の館山真理萌(マリモ)。だが、釣り竿を握る高校生の彼女に当時の笑顔はなかった。 「もう少しだけ。楽しまないように…」。 幼い頃、水難事故で母親を亡くしたマリモは、その死に責任を感じ、釣りへの夢(ロマン)を持つことを恐れていたのだ。 マリモは、釣具店を営む祖母(榊原郁恵)と二人暮らし。祖母は、そんなマリモを心配しながらも、温かい目で見守っていた。 ある日、アメリカから1人の少女がやって来る。彼女の名はテトラ。天才釣り少女のマリモに憧れ、「2年後のオリンピックで世界一の釣り師になる」と、ライバル宣言をしにやって来たのだ。 情熱的なテトラとの出会いを通して、抑えようとしていた釣りへの熱い想いを取り戻すマリモは、親友のノリに協力してもらいながら、「釣りでオリンピックの金メダル」を目指すことに…。
©山崎夏軌/SQUARE ENIX・「つりこまち」製作委員会