NaoyukiSakuyama

テキサス・チェーンソー ビギニングのNaoyukiSakuyamaのレビュー・感想・評価

3.1
世の中やっぱり「バランス」が重要だと思った。ホイト保安官は分かってらっしゃる。「ホラーにもユーモア」を。テキサスではホイト保安官が、軍ではハートマン軍曹が殺人鬼を育成していた60年代アメリカ。「愛国心と言う名の狂気」そのアイコンとも言える R・リー・アーメイの存在感は、レザーフェイスが小物に見えてしまう程に強烈で不愉快。彼の理不尽さと、強運、そして爆笑の笑えないジョークに釘付け。ストーリーに関して言えば、ジャンル映画らしく当たり障りの無い妥当な展開がナイス。ハートマン軍曹が隠居生活してたら、世の中の価値観がブレ出したことにブチ切れ、「国のために死ねない奴は俺が食う!治安を乱す奴は俺が食う!女は別の意味で俺が食う!…家族のために!」と立ち上がる。元祖肉食系男子レクター博士とは異なった魅力を持つホイト保安官は、一見の価値50%あり。
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