どすこい

明日、君がいないのどすこいのレビュー・感想・評価

明日、君がいない(2006年製作の映画)
4.0
午後2時37分、誰かが学校で自殺を図るシーンから始まる。時はその日の朝へ遡り、それぞれ悩みを抱える6人がそれぞれ映し出されていく。

学校という環境に属している多感な年頃の高校生には、大小様々な悩みがあるわけで。一見気楽に過ごしているように見える人でも、実は苦しんでいたり。
2:37に近づくにつれて6人の苦悩が徐々に明らかになっていくのですが、中には吐き気を催し、殺意すら覚える話も。胸糞悪い

そして誰もが予想できなかったであろう、あの結末。
時々挟んでくる白黒のインタビューはそういうことだったのかと、感心させられました。監督の19歳という若さが、あの繊細さの表現を可能とさせたんでしょうね。

一見の価値あり。是非予備知識0の状態で。
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