Reneez

明日、君がいないのReneezのレビュー・感想・評価

明日、君がいない(2006年製作の映画)
4.6
凄く好き。暗い病んでる、というレビューが多いから見るのを躊躇していたが、カメラの視点がいろんな角度から写り、それが邦題でなく、本当のタイトルの意味とつながり、観た後に、ぞわっと鳥肌がたった。
一人一人の学生の悩みには、悲しいとは感じなかった。今の時代にはありきたりと言っていいほどな気がしたから。それにしても、悲しいことは多いいなぁ。この子たちは、その後どう生きていくのか、、そこが気になった。

痛みは、人生を歪ませるけれど、生きるということは、そんな全てを許し受け入れるということだと思う。
どう生きていこう、そんなことに悩む自分にとっては、暗い映画には思えなかった。とても、リアルだった。

いや、そもそも歪んでいない人生なんてあるのか。
何が素晴らしく、何が正しく、何を良しとして、生きていくのだろう。その全てがフラットになった時、自分の人生の本質が見えるのかな、、。
Reneez

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