
平成12年。海沿いの町に暮らす高校生の晋平(16)は、想いを寄せる同級生・舞をヒロインに誘い、初めての映画づくりを始める。役者、カメラマン、助監督、音楽担当――個性豊かな仲間たちとつくる自主映画のタイトルは『恋する地球人』。そんな矢先、晋平は舞の顔が"のっぺらぼう"になる不可解な現象を目撃してしまう…。 時は流れ2025年。映画監督となった晋平(41)は、若年性のアルツハイマー型認知症を患っていた。ここまで観ていた高校時代の物語は、「リアルメモリー」と呼ばれるVRシステムによって再現された晋平の記憶だった…。 これは、時を超えて紡がれる、記憶と記録の物語──。
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