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恋する地球人 ‐劇場特別版‐の作品紹介

恋する地球人 ‐劇場特別版‐のあらすじ

平成12年。海沿いの町に暮らす高校生の晋平(16)は、想いを寄せる同級生・舞をヒロインに誘い、初めての映画づくりを始める。役者、カメラマン、助監督、音楽担当――個性豊かな仲間たちとつくる自主映画のタイトルは『恋する地球人』。そんな矢先、晋平は舞の顔が"のっぺらぼう"になる不可解な現象を目撃してしまう…。 時は流れ2025年。映画監督となった晋平(41)は、若年性のアルツハイマー型認知症を患っていた。ここまで観ていた高校時代の物語は、「リアルメモリー」と呼ばれるVRシステムによって再現された晋平の記憶だった…。 これは、時を超えて紡がれる、記憶と記録の物語──。

恋する地球人 ‐劇場特別版‐の監督

上田慎一郎

原題
公式サイト
https://nakachikapictures.com/koisuru-chikyujin
製作年
2026年
製作国・地域
日本
配給会社
ナカチカ

『恋する地球人 ‐劇場特別版‐』に投稿された感想・評価

KUBO
4.2
東京国際映画祭6日目。2本目はNippon Cinema Nowより上田慎一郎監督最新作『恋する地球人ー劇場特別版ー』。

上田監督の映画って「手の届く映画」だなぁ。作り過ぎずに温かみを感じる。

元々SNSでタテ型連続ショートムービーの形で発表されたものを、再編集して劇場公開版にした本作。改めてスクリーンで見ると、やっぱり映画だなぁって感じる。

高校生の頃に友だちとビデオカメラで自主映画を撮っていた浜田(カトウシンスケ)。その自主映画は撮影が中断したまま完成できずに終わっていたが、時は流れ浜田は夢を叶えて映画監督となり、それなりに成功していた。

ところが40代になろうかという矢先に、浜田は若年性アルツハイマー病と宣告される。さっき聞いたことさえすぐに忘れてしまう浜田は、監督業を廃業して引きこもっていたのだが、そんな時、学生時代の自主映画のヒロインだった舞が亡くなったことを知る。

舞の葬式で地元に戻った浜田はかつての仲間たちと再会。舞との約束だった未完成の自主映画『恋する地球人』を完成させようとするのだが…

最近、とみに「記憶」をギミックとして扱う作品が増えてきている。本作もジャンル的には「それ」! 認知症の浜田が見ている過去は本当の記憶なのか?それともボケてる妄想なのか?本人も曖昧な現実の中でさまよっているのだが、その浜田を演じるカトウシンスケが素晴らしい。本作はカトウにとって代表作と言っていいだろう。

また、スクリーンでタテ型の映像を見ると、左右に空白がある。その左右の空白には本来何が写ってたんだろうなぁ等と考えながら見ていたが、逆にタテ型ならではのギミックもあって、その左右にこそ隠された真実があったりするのは「上手いなぁ」と思った。

ともかく学生時代の若いキャストがフレッシュで良い!特に『空回りする直美』の安達木乃がよかったなぁ。

また大人キャストでは、やはり清瀬やえこ!泣かされるなぁ。

上田監督の脚本には、いつも観客を気持ちよく騙す仕掛けがあるけど、今回はそれで泣かされる。いやぁ、上田慎一郎に泣かされる日が来るとは!

SNS版を全部足したよりずっと長い102分。この作品を「映画という形」で残せて本当に良かった。

『恋する地球人ー劇場特別版ー』は12月11日公開。SNS版を見た人にも必見です!
縦に撮った映像で、スマホの画面で見る映像らしい。SNSで連載していたところ、大ヒットして映画として上映することになったという経緯があるらしい。何かの間違い?と思いながら最後までずっと縦画面だったが後で謎が解けた。結構プロットが凝っていて、ミステリーとしても見れる。若年アルツハイマーがリアル。Q&Aで若い頃の役の人と大人になってからの役の人が同時に登壇されて、顔が、というわけでもないがとてもよく似ていた。ミラクルサマーという映画のQ&Aでもそうだったが、10代の役者さんや子どもの役者さんがとても堂々としていて、あがったりもせず言いたいことを言い、普段の自分のままで居れて、今の若者ってすごいなと思った。


東京国際映画祭 4本目 
東京国際映画祭2026 (TIFF)にて鑑賞


“映画”的にも、内容的にも、個人的にも、
”今年“を締め括るにふさわしい作品でした!
(まだ作品ありますよ〜笑)



“甘酸っぱさ”と喪失”の両軸に振られ、映画の中で映画を作る。
この記憶を巡る旅は、ある謎に直面した後で、繋がっていき、カタルシスを“エモさ“と共に全力で回収していきますが、この作品の持つ意図等を解釈していくだけじゃなく、心のツボを絶妙に突いてきて、自然と涙も笑顔もいろんな感情が込み上げてきました…
(全力な俳優さん方も、それを引き出す監督の手腕も素晴らしいかったです!)

思わず「こういう作品が観たかった!」っていうことに鑑賞中も気付かされました!



“またね”


「やっぱり映画はいいですね‼︎」


(詳細は後ほど)

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