桃の木

青の炎の桃の木のレビュー・感想・評価

青の炎(2003年製作の映画)
5.0
公開当時、無名のジャニーズ若手俳優主演、蜷川幸雄初監督作品と話題は先行するもの興行は振るわず、だったが、その後の二宮和也の俳優としての大成につれ評価する人が増えた作品。
あのクリンとイーストウッドも硫黄島のオーディションの後、参考映像としてこれを見てGoを出したとも。
俳優、監督など玄人筋の評価が高いのも特徴だ。
演劇好き、原作好き、二宮和也好きであれば金字塔として大事にしたい作品だろう。

このような作品は一般的な評価は得られにくいが作っておけば後々しっかりと評価される。

撮影当時19歳、永遠の17歳といわれた初期の二宮和也の不思議な存在感、黙って立っているだけで物語がある、と感じさせる役者体質は既にはっきりと見て取れる。
桃の木

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