第一部作品
タイトル名はインテリア・デザイン
映画製作をしている男女カップルをテーマとしてその中でも女にフォーカスを当て自分の価値とは一体何なのかが問われます。
自分の価値がわからなくなり、挙句の果てには椅子になり役に立ってるという何とも上手く表現できているなと思いました。
東京という街をこれまでかというくらい絞って織り成されるストーリーは良く出来てると思いました。
自分の価値はじぶんで決めてくことが大事なこと
二作目はメルド
下水道に住み街に繰り出しては人を脅かす存在だった彼
最終的には絞首刑になりますが、その存在が消えているというオチ
下水道は日本の歴史の隠喩になっていました。
作中で本人は生きたい、生きたいと仰っており、私は人は嫌いだ、だけど人生は好きだと。
普通とは何なのかを考えさせられますね
三作目はシェイキング東京
10年間引きこもりだった彼
その彼の部屋は不気味なくらい整理整頓されていてまるで区画整理された街のよう
その部屋で何事も解決して行きます。
ある日その彼はピザ屋の配達をしている彼女と出会います
その彼女は突然辞め、引きこもってしまう
その彼女に会うべく10年ぶりに外に出るが、外には誰一人歩いてなくみんな引きこもっていた。
地震が起き、みんな外に出るが収まると何事もなかったかのように家に入っていく。
最初は拒絶していたが、彼女に会い
loveというボタンを押すと二人の視線が合う。
弱っているとき人の心というのはとても単純に動かされるものというのを表現した作品でした。
ポン・ジュノ監督はパラサイトで有名なのでそちらを今度は見てみたいです。
東京という街はどこか面白可笑しく、色々な人が行き交う街で、人類誰もが心の中にこれらを秘めていると感じられました。