『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督、アレックス三部作などのレオス・カラックス監督、『パラサイト』などのポン・ジュノ監督。豪華三監督による異色コラボ。東京を舞台にした三者三様のオムニバス作品。
ミシェル・ゴンドリーの一作目は東京という街を1番上手に活かしているように思いました。現実と空想が混じり合うシュールで独特の世界観がすごく好き。
レオス・カラックス監督の2作目は次作の『ホーリー・モーターズ』にも出てくる怪人メルドの話で、個人的には3作の中で1番良かったです。
先に『ホーリー・モーターズ』を観てしまっていたけど、あの話の前にはこんなことがあったのかと繋がって面白かった。やっぱりドニ・ラヴァンの怪演すごい。
ポン・ジュノ監督の3作目は1番邦画っぽさを感じる作品でした。引きこもりの暮らす家の中が『パラサイト』を思い起こさせる。(ピザの空箱のイメージが強いからか...)引きこもりを演じた香川照之の演技がめっちゃ良かった。