赤髭

女囚さそり 701号怨み節の赤髭のレビュー・感想・評価

女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)
3.9
夢よ未練と 笑われて〜🎵
覚めて見せます まだ覚めきれぬ〜
女おんな おんな心の〜🎵
恨み節〜
蠍シリーズ4作目 この作品で梶芽衣子姉さんは🦂シリーズから身を引きます… 理由はわかりません という事で蠍シリーズ一部完です。
まだまだ蠍シリーズは女優さんを代えてありますが 私の中では蠍姉さんは芽衣子さんだけ‼️
ゴタゴタがあり 伊藤監督から長谷部監督に変わる 長谷部監督とは日活時代 野良猫ロックシリーズで一緒に仕事をした縁で芽衣子さんが指名
まぁ‼️よくあの岡田社長がOKしたものだ 東映なのに日活の監督だから よほど蠍シリーズを芽衣子姉さんで撮りたかったのだろう
いつの間にか脱獄してる松島ナミ 結婚式場で働いて隠れているが見つかる‼️
とうとうお縄 誤送中 なんと👀
一瞬の隙をついて隠してあった薔薇🌹で運転手の目を刺す‼️
当然事故 車横転 逃げる💨
場末のストリップ劇場の照明係に隠れている所を助けられる そして逃亡劇が始まる…
伊藤監督から長谷部監督に代わった為 斬新な構成はなりを潜めたが 基本に忠実な見やすい構成になっている 大きく2部に分かれていて 前半は照明係のイケメンと逃亡劇 後半はいつもの刑務所劇
照明係をなんと 若き田村正和さんが演じている
めちゃくちゃかっこいい😎
しかも汚れ役 
日活の監督らしく 二人の逃亡劇は愛の逃避行に変わっていく演出は凄い❗️
徐々に正和さんに惹かれていくナミ そして結ばれる 妖艶な演出で見せる濡れ場は必見‼️
これでナミも女の幸せを掴めるか…
しかし そうはいかないのが世の常 とある出来事で裏切られて芽衣子さんは捕まってしまう😭
とにかくそこまでのプロットはたまらなく切なくて悲しくてどんどん引き込まれる
正和さんに復讐に行く 蠍コスチュームの梶芽衣子姉さんの終盤の展開も抜群‼️
きっと 後半の刑務所劇を挟まず 二人逃避行と刑事確執の物語で終始作れば 日本映画に残る傑作になっただろう…
刑務所での展開があっても傑作だけど 
芽衣子姉さんもこの作品が一番好きと公言してる
田村正和さんも出演作品の中で一番の役どころとして有名らしく 鬼気迫る演技はたまらなかった
とても 古畑任三郎には見えない😳
どの🦂シリーズもめちゃくちゃおもしろいが
この作品が情緒溢れる素晴らしい作品でした。
芽衣子姉さん 相変わらず喋らないけど 今回は長セリフが二回もあったよ🤭
クールでかっこよくて妖艶な美貌 胸に刺さる目力 梶芽衣子の魅力がたくさん詰まった
蠍シリーズ やっぱりおもしろい🤣
赤髭

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