女囚さそり 701号怨み節の作品情報・感想・評価・動画配信

「女囚さそり 701号怨み節」に投稿された感想・評価

Kaorin5

Kaorin5の感想・評価

3.1
梶芽衣子主演の女囚さそりシリーズ第4弾にして最終作では、監督が伊藤俊也から長谷部安春に。
作風が明らかに変わり、今作はメロドラマ風味になっています。

この時30歳くらいの田村正和。和製アラン・ドロンと言われていた頃ですね。タレ目イケメンかわいー。とけた股間も、さそり相手なら元気に。

やはり目を疑うほどだったバイオレンス描写が、今作でも控えめ。
1、2作目がやりすぎっていう言い方もできますが…。

ラストはフィルターがけでアートな感じに。それまでが割と控えめな表現であったからこそ、際立っていてとても良かったです。
伊藤俊也監督と決別して、長谷部安春監督になった女囚さそり。長谷部安春は好きな監督なんだけど、本作はなんか日活感が強すぎて、東映的な安っぽいエログロナンセンス路線がなりをひそめすぎてて哀しい。唐突に腕切り落として血がぶしゅーとか、男性刑務官のくっそ理不尽な暴虐陵辱とか、脈絡なく現れるおっぱいとかキチガイ婆さんとか、でもなんだかんだでネアカで勧善懲悪的なカタルシスとか、そんな東映的エンタメ性が女囚さそりの面白さだったんだけどなぁ。中盤までは完全にファムファタールと出逢っちゃった田村正和の物語化していて、さそりちゃんの存在感が薄い。田村正和がナミナミ言ってるから天使のはらわたかよって思っちゃった。演じる梶芽衣子の立場からしたら、さそりちゃんを一人の感情ある女性として描いている本作のほうがいいんだろうけど、一般の観客からしたら前作までのほうが面白いよね。終盤からちょっとだけ東映っぽく女囚さそりっぽくなるけど、テンポが悪く蛇足感がひどくてつまらない。なんでこうなっちゃったのかなー。
YOU

YOUの感想・評価

3.4
長谷部安春が監督を務めた1973年公開のシリーズ第4弾。
梶芽衣子が主演したオリジナルシリーズの最終作となった今作は、過去3作を手掛けた伊藤俊也が監督を降板し新たに長谷部安春を迎えた事によりこれまでとは作風が若干異なります。今作は田村正和演じる元学生運動過激派の工藤が別格の存在感を放っています。時代や世相を体現しているだけでなく彼は松島ナミと同等の存在であり、この二者の関係性とその結末にはこれまでに無いドラマがあります。ただこれにより今作では途中まで松島ナミの存在感が薄く、このシリーズらしい活躍もあまり見られません。再び投獄されてからは1作目のような描写が続きますが、ここで複数の刑事から暴力を振るわれた後に見せる松島ナミのあの目には最高に痺れました。俺たちのさそりが帰ってきた!そこから展開されるクライマックスにはワクワクされられました。ただラスト手前のある決着は一番楽しみにしていただけに非常に残念です。というか何が起こったのか説明してくれ。

これまでのお約束的展開に加え新たな要素もふんだんに取り入れられています。特に終盤は盛り込み過ぎな気もしますが、今回はエンディングがまたカッコ良い!『狼よさらば』の不気味な幕引きをも連想したくなるこのエンディングは今までで一番好きです。

























































































えぇ、あなたの股間どうなってんのぉ。。。

このレビューはネタバレを含みます

「女囚さそり」シリーズ第4弾。
逃亡生活を続ける松島ナミはそのさなかにヌード劇場の照明係・工藤と出会い隠れ住む。
学生運動の過激派で過去に公安から拷問を受けた工藤にある種のシンパシーを感じるナミだったが、そこへも警察の手が伸びてくる…。

前作から5カ月後に公開された続編。
監督が前3作の伊藤俊也から長谷部安春に交代して、今までが時代劇風な復讐劇だったとしたら、本作は若干作風が刑事ドラマっぽい感じになった印象。
元々反権力志向な作風のシリーズではあったものの、犯罪者目線での警察を敵として描くためか本作はさらに警察の暴力や横暴さがより強調されていて、イメージ的には戦前の特高かよと思わんでもない感じだわ。
まあ取り調べでの拷問は(ドラマ的には)ありだろうけど、刑務所の看守長を寄ってたかってレイプする刑事どもってのはさすがにすごい場面だな。

ここまでのシリーズは内容的にも「女の復讐」という表現が強かったけれど、本作は闘争してきた工藤の過去も絡めた権力への反抗や児玉警部との因縁が前半の主軸になっているので、余計に今までと毛色が違う印象になっているのかも。
犯罪者と警察との対立構造の方がテーマとしては強めだよね。
ナミと工藤が警察の現金輸送車を襲う前後なんて、なんとなくボニー&クライド的な雰囲気すらあるもんなあ。

まあ前述の通り看守長がレイプされたり、女性の理不尽な被虐場面もあるのだけど、結局ナミの復讐がそういう部分とは関係なく自分を警察に売った工藤に対するものだけで終わってしまうのもちょっと物足りない。
児玉警部とナミの決闘シーンは、そもそも児玉警部が死刑ではなく私刑による絞首にこだわる部分がストーリー的にはあまりスマートではなかった気がする。
悪辣なキャラクターとしての描写なんだろうけど、ナミはどっちみち死刑になるはずだったのに工藤はそこまで手をかけてお手製の死刑台に送りたいものなのかなあ。
そりゃ児玉は奥さんを殺されてるけど、手口にやりすぎ感の方が強くて逆に嘘くささとして鼻についたというのが正直なところ。
そうだなあ、ナミと工藤は意図していなかったとはいえ(悪人ではない)児玉の奥さんを殺しちゃってるから、それもあって両者に共感しにくくなったのかもしれない。

松島ナミ役の梶芽衣子は本作がシリーズでの最後の出演。
工藤役は田村正和で、ヤサグレ感のある二枚目キャラとしてはやはりオーラはある。
ちょっと目元のメイクが濃い?なんて思ったりはしたけどねw
児玉警部役は細川俊之で、狡猾な刑事にバッチリハマっていたかな。

東映としては本シリーズがいったんこの4作目で区切りになった一方、同年に「仁義なき戦い」シリーズが始まっていて、改めてプログラムピクチャーに存在感のある濃い時代だったのだなと感じる。

このレビューはネタバレを含みます

監督が変わったせいか作風も変化。
演出やさそりのキャラクターから前作までの狂気はさほど感じられず。

ストーリー性を重視したのだろうけどさそりが恋なんかするかなぁ。というか個人的にしてほしくなかったな。工藤(田村正和)かっこいいけどね。

終盤、さそりが死刑囚の恐怖を煽って何をしたかったのかイマイチよく分からなかった。善人ぶる刑務主任へのあてつけ?

黒幕・児玉の最期がいくらなんでも雑魚すぎる。
pogo

pogoの感想・評価

3.6
穴掘ってるか埋めてるシーンばっかで笑ってしまった。帽子に黒コートの例の黒づくめで町歩くシーンもっと観たい。

このレビューはネタバレを含みます

さそり第4弾‼️
梶芽衣子オリジナルはファイナル🦂



クールビューティーな梶芽衣子が見たいだけなのさ💕



だから、それでもう満足なのさ(๑˃̵ᴗ˂̵)💕パート4。



だ・け・ど…





うわっ💦つまんねぇぇぇーー(๑•ૅㅁ•๑)


…が、正直な気持ちです。




どうした?姐さん!!
いや、姐さんが悪いわけじゃね〜な🤷‍♂️💦



またまた脱走中の姐さん、警察に捕まるも…そこは百戦錬磨の姐さんだからまんまと再び逃走。
負傷しているところをマサカズタムーラ演じる工藤に助けられます。

マサカズタムーラ、めっちゃ若い🤣
だけど、古畑任三郎(笑)

姐さんを執拗に追う刑事が細川俊之。
めっちゃええ声💕
力石徹ですやーーーーんヽ(´▽`)/✨



なんかね、マジつまんなかった(๑•ૅㅁ•๑)


そもそもマサカズタムーラとのロマンス設定なんて、そんなもんいらん💢
しかも、そのロマンス自体が薄っぺらいんよ💦
オブラートくらい薄い(°▽°)


ね?オブラートだから破けちゃうわけですよ!!
マサカズタムーラが裏切っちゃったりするわけですよ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


マサカズはね、過去に学生運動の過激派のメンバーで逮捕されたときにええ声細川演じる刑事にこっぴどくリンチされてるの。
そんときに股間に熱湯ぶっかけられてて、アソコがとろけちゃってるの💦


なのに、よう姐さん抱けたなーーー((((;゚Д゚)))))))!!
役に立ったんか??

てか、マジでそんな描写はいらんねん💦


姐さんも姐さんだよ( ̄▽ ̄;)
ちょっと乙女になってますやん💦
マサカズにもらったレモン🍋大事にしちゃって💁🏼
クールビューティーなさそり姐さんは、どこにいっちゃったのーーーー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


「ウフフ♡わたしも女よ。あんな“うしろ髪長いですか?"でお馴染みのマサカズタムーラに抱かれたら乙女にだってなっちゃうわ。殺人犯で脱獄の常習犯でも、ひとりの女なのよ。」



おっしゃる通りですよねーーヽ(´▽`)/


…って、やかましわです‼️まったく。



抱かれたあと、満足した顔してませんでしたやんʅ(◞‿◟)ʃ(笑)




終盤あたりで、刑務所に収監されて死刑になりかける姐さんでしたが…まぁ、主役ですからね(¬_¬)


さそり姐さんには誰もかなわない‼️



そして、言うてもやっぱり美しいぃぃぃーーーーーー(((o(*゚▽゚*)o)))🧡



アハハハハハハ╰(*´︶`*)╯♡





こんなこと書いたら身も蓋もないんだけど、パート3まででよかったな🤔


思いきって言っちゃうけど、これいらない🤣💦



わりと裸はいっぱい出てきたけど、姐さんの片乳はパート1のみでした♡





「せめてファイナルに、もうひと片乳!!」って、細川俊之がええ声で言うてましたよ(¬_¬)
majizi

majiziの感想・評価

3.5
女囚さそりシリーズ4作目。
これまでのアングラな感じが減り、メロドラマチックに。

このシリーズの男性陣は、刑務官も刑事も警察官もゴロツキも全員クソしかいなかったのに、なんとさそりを助けて恋に落ちるという相手役が登場。

それが田村正和。若くても作品やキャラが違っても、演技はいつだって同じ。

恋に落ちたさそりのトンガリがとれるかと思いきや、相手も元活動家の男なので、すぐ銃を手にして逃亡と反撃を続ける。

でも結局男が捕まり、公安の拷問と母親攻撃により男は陥落、さそりを売る。
この予定調和。

今回シリーズ初めての女刑務官。
制服がとてもオシャレ。
’70 EXPOみたいよ。でも中身はクソ。

終盤突然の絞首台出現と、どうなったらそうなるねんのトンデモ展開。
この演出でよくOKが出たなっていう。

でも男へのケジメのつけ方は相変わらずバイオレンスでクレイジーなさそり。

とりあえず、梶芽衣子が歌う癖のある「怨み節」がわたしも歌えるようになったと思う。
「警察権力が幅利かすデストピアと愛した男に再び裏切られる女」


梶芽衣子の代表的なシリーズで、最後のさそり役を演じている。

殺人と脱獄などで追われる、さそりことナミが、田村正和扮する工藤に匿われて心通わせるが、鬼警部児玉の罠に落ちる。

過去三作を独特の映像観で作り上げた伊藤俊也監督が降板して、日活時代からコンビでもある長谷部安春監督に代わりている。

シリーズ全作に関わっている脚本家による内容だが、伊藤監督のようなアングラ怪談調の描写がない分、作品全体のムードもかなり違う。長谷部監督は東映の環境に慣れてないからなのか、演出自体は重めで上出来ではないが、悲劇的な雰囲気は悪くない。ちなみに梶芽衣子は、さそりシリーズでは本作がお気に入りとのこと。

冒頭の警察が式場に強引踏み込むところから、分かるように、警察権力が、不気味に幅を利かす世界になっており、取り調べ時の拷問による冤罪なども日常的になっている雰囲気。

警察官が、女性看守長をレイプして従わせたり、容疑者に熱湯をかける拷問などを行なって障害を追わせたり、自分の手で死刑執行する為刑務所から連れ出したりと、何処の無法国家だ?な場面が続出。過去三作でも警察や刑務官は、悪辣に描かれていたが、ここまで酷くはない。

さそり役梶芽衣子は、変わらずクールな強い目力が魅力的で、元運動家を演じる田村正和の敗北感に苛まれる悲しい男との絶望的な愛と裏切りが胸を打つ。

警察から再び拷問や母親の説得を受けて、心が折れてしまう工藤の弱さと悲しさが切ない。
ただこの場面演技過剰なところもあるのである程度リテラシーがないとギャグに見えるかも。ちなみに隣の席の若者は笑ってた。

そんな工藤を愛してしまった、ナミの最後の行動と悲別の視線は、シリーズに落とし前をつけた梶芽衣子のささそり役への決別の意識とも取れる。
繰り返しになるが、演出は重めで上出来ではないが、最終作としても見る価値あり。
公安のヤカン‼️
原っぱの絞首台‼️
田村さんと細川さんの二大イケメン‼️
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