かぼす

愛のお荷物のかぼすのレビュー・感想・評価

愛のお荷物(1955年製作の映画)
5.0
人口増加が深刻な社会問題となっている50年代の日本、厚生大臣の家庭で起こる妊娠ラッシュ騒動を明るく上品に描く。女性の皆さん言葉遣いが美しい。

パパ「人口問題はまさに危機だねっ☺️」
いや呑気か!!

長男さんが反戦反核を語るとこ、上級家庭だけど国民目線で安心した。「というようなわけですからねっ(核の雨)」と重めな話を明るく締めくくる。

ロングショットに求めていたシニカルと上品はここにあったようです。
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