さかなや

風と共に去りぬのさかなやのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.3
まごうことなき名画。
最初の冒頭から人物の関係性や感情がスッと入ってくる作り方。
小説未読でも楽しめる。
スカーレットがタラの地で神に誓うシーンは人間の生きる強さを感じさせられて感動した。
ここは最後にも通じてくる。
美しく気高く強いスカーレット、儚く慈悲深く優しいメラニー、インテリだが理想論ばかりで優柔不断な紳士のアシュリー、狡猾でキザで利己的にみせながら実は優しいバトラーといったキャラクター造形も見事。
個人的にお気に入りは使用人のおばさん。
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