Kanna

風と共に去りぬのKannaのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.0
𝐆𝐨𝐧𝐞 𝐰𝐢𝐭𝐡 𝐭𝐡𝐞 𝐖𝐢𝐧𝐝

"Tommorow is another day"

ママのbest movieらしく、
名前はもちろん知っていた今作を
2日に分けて鑑賞😂🙏🏻
さすがに4時間弱は長かった〜
(長すぎてEntr'acte入ったのも印象的)

なんと1941年の第二次世界大戦よりも
前に製作されたこの映画では
実際に1861年に起きた"南北戦争"に
ついて描かれている…

今から85年も前に製作された映画なのに、
大きな違和感なく見られる
技術が本当に素晴らしい😧👏🏻

長編オールカラーの実写映画は
"ロビン・フッドの冒険"が初なのかな?
その翌年に製作された今作は
テクニカラー映画って言うらしい

セピアカラーで暖かみがあっていいなと
思っていたけど、すごい技術によって
制作されてるっぽい🙃
この映画を見て、多くの方が
そりゃ日本も戦争に負けるわと
仰ってて複雑な気持ち😇

時代はまだ"奴隷制度"があった頃、
物語の登場人物から"奴隷"という言葉が
出る度に悲しい気持ちになった…

あとは鐘を打つ少年や耕作人、
屋敷の使用人が全員黒人の方で
嫌悪感を抱いたけど、同時に時代が
良い方向に変わってきていることには
希望を感じた!
("Black lives matter"
未だにこんな当たり前の事を
主張しなきゃいけない
世の中である事には変わりないけど😩)

ストーリーはどこまでも暗くてびっくり…
後半も畳み掛けてきて参った🤦🏻‍♀️

ヴィヴィアン・リーはとても美しいけど、
彼女が演じたスカーレット・オハラは
心が美しくなかった😬
ただ、どんな危機的状況でも強く
生き抜く生命力には感動を覚えた👏🏻
この時代において彼女の図太さは
必要だったとさえ感じる🙂‍↕️
対照的に心優しいメラニーが際立った👼🏻
強さと優しさどちらも持てたら最高ですね

内容は全然好きじゃないけど、
当時の映画の製作技術にこの点数です
Kanna

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