黎

風と共に去りぬの黎のレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
2.7
自分が生まれる50年前に作られた映画。タイトルとか途中の説明の現れかた、幕間や終わりの音楽はまさに舞台がスクリーンに移ったからなんだろうなぁと時代を感じる。スカーレットの物語というよりは、古き良き南部が去ってしまった感傷を長々と描いている作品。どんな状況でも自分の意思で行動するスカーレットの生命力が眩しくて好きだけど、女性には嫌われそうね。一見優しい淑女だけど実はしぶとい強さを持っているメラニーも素敵だし、彼女とスカーレットの友情(?)信頼がいい。それに引き換えレットといいアシュリーといい、男どもの中途半端なことよ。(と思ってしまう私は女性贔屓過ぎか?)
黎