オーウェン

ザ・チェイスのオーウェンのレビュー・感想・評価

ザ・チェイス(1994年製作の映画)
3.4
冒頭とラスト以外は全て車に乗って展開という、潔いほどの直球なB級カーアクション。

チャーリー・シーンが強盗としてハンドルを握り、たまたまいた女性を連れてカージャック。
だがその女性は富豪の娘。
警察に追っかけられながら、さらにはマスコミも絡んでの追跡劇が始まる。

チェイス自体のレベルが高いとかは一切なく(笑)ただひたすら走り続ける。
そのスタンスがお気に入り。

メディアを皮肉ったり、車の中で抱き合ったりなど無茶苦茶だが、ラストは意外なほどスッキリした気分。

B級に見合ったキャストのチャーリー・シーンと、それに見合うカーアクション。
午後ローにはピッタリ(笑)

びびったのはレッチリのアンソニーとフリーを担ぎ出してくること。
こんなB級映画にはまさに勲章もの。
オーウェン

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