栗まろ

雨に唄えばの栗まろのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.1
無声映画からトーキーへと変わっていく時代における俳優や舞台関係者達の物語。
いやー名作!楽しかった!

50年以上前の作品なのにミュージカルとして完成されている。すげえ流石アメリカ。
タップダンスがかなり取り入れられてて、どのシーンも見ている側も楽しくなる軽快さ。

ジーンケリーが終始笑顔で素敵。
そして雨の中で唄うかの有名なSinging in the Rain。最高。
これ見ると雨の日も楽しい気持ちになれそうでいいね!

ドナルドオコナーも凄かった。
歌、躍り、顔芸等々、物凄いエンターテイナー。彼のおかげで映画の雰囲気がより楽しいものになっている。
Make 'em Laughなんてカートゥーンアニメのキャラがそのまま現実世界に出てきたみたいな動きで驚愕した。

リナ役の人の絶妙に殴りたい感じな←
あの声はあの声で味があって好きだけど笑

ちょっと一つ一つのシーンが冗長に感じられる瞬間があったかなー。最近のミュージカル映画くらいしか知らんからかな。
どのシーンもダンスとかすごかったけどね。

時代を越える名作だと実感できた良い作品でした。
今見てもそう思うのだから当時基準だとどうなってたんだろう…笑
栗まろ

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