死ぬほどおもしろかったとか、最高の1本とか、そういう映画ではないけれど、ただ滅茶苦茶すき。中野裕之監督ではこれが1番すき。
桃生亜希子さん演じるエリのまっすぐな黒髪やそのファッション、全部すき。ドットのワンピかわいすぎる。江ノ電で姿勢良く読書してるとことか、シャワー浴びてお水飲むシーン、おしるこ食べる姉妹のかわいさ、水着での写真撮影、2人での写真撮影、映画撮影所のたのしさ、歩道橋の手摺の影…
あ、圭介の部屋もとてもすき。酸素のお店に藤井尚之さんがいるのも個人的にツボ。
鎌倉行って江ノ電乗った時、圭介が追いかけてくるあの場所、「あ!ここだ!」って嬉しくなったなぁ。
サントラもすきで、この季節(5月)に聴くのが気持ちいい。舞台挨拶も行ったんですよ。テアトル梅田。懐かし。2001年か。23年前????やばー。
こういう日本映画はもう撮れないんだろうか…
テアトル梅田も今はもうない。
それでも私にとってこの映画は大切な1本で、
この時代にミニシアターに通えて本当に良かったと思ってる。