ルネ

男はつらいよ 柴又慕情のルネのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)
3.0
1972年。 監督・脚本は山田洋次。

シリーズ第9作目。

旅先の金沢で3人の旅行中の女性と知り合い、はしゃぐ寅次郎。 そして東京で再会し・・・。

この作品からおいちゃん役が、森川信が死去したことに伴い松村達雄に変更。 森川信さんがすごいいい味出してたので、正直物足りなさを感じた。

タコ社長のベタな転びかたやリアクションが最高。 だけど全体的に冗長で、スピード感がなくてクドかった。 1時間48分もあるので、やっぱり90分くらいがちょうどいいと思う。

ヒロインの吉永小百合は、当時27歳くらい。 結構ムチムチしてて、顔は田島貴男(オリジナル・ラブ)に似ている。 前歯の並びが悪いので、きっとこのあと歯列矯正したんだと思う。 低い声が特徴的で、なかなかチャーミングです。 ワンピースと足がいい感じ。

ストーリーは、いつも通りのフラれ方で切ない。 このシリーズは当たりハズレがあるので、全作観るには根気が入りそうです。
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