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父と暮せばのiのレビュー・感想・評価

父と暮せば(2004年製作の映画)
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名優 原田芳雄さんの作品を観たい。と思ったのとあらすじを読むと面白そうだったから観た。冒頭からすぐに自分の軽さに後悔。原田芳雄さん演じられる可愛らしいお父さまに救われつつも、やっぱり戦争の話には悲しさ辛さ、シーンによっては恐怖で目を背けたくなるし耳を塞ぎたくなる。でも、日本人として。人として。現実に起きたことを私は知らなくちゃ。という思いを抱える。だから停止ボタンも簡単には押せるのだけど、最後まで観た。

場面展開は少なく、ほぼ会話劇。落語のようなひとつの大福から話しは始まる。俳優さんって凄いね。本当に愛に満ちた親子に見える。特にグーのシーン。

忘れたいものも居れば、それを未来のために学び伝えるものもいる。

今のニュースは毎日、今にも戦争が起こりそうなニュースばかり。ミサイルなんて言葉も当たり前に飛び交う。平和はどこへ?この方達の想いはどこへ?
恐いよ。痛いの嫌だよ。この私の恐怖心はいつか落ち着くのだろうか。
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