ほぼ宮沢りえと原田芳雄のふたり芝居。
戦後3年、美津江(宮沢りえ)は、原爆で死んだ竹造(原田芳雄)(の霊)と暮らしていた。ある日竹造は、美津江に想いを寄せる木下を美津江が拒んでいることを知った。何…
原爆直下という生きているのが不自然な状況を生きた人の話。
宮沢りえ自体も宮沢りえが喋る広島弁も可愛すぎたし、原田芳雄の死んでいても生命力に溢れた父役も素晴らしかった。
竹造:人間のかなしい…
◎二人だけで描き尽す9万人超のヒロシマの慟哭
ヒロシマから78年後、ノーランは顔と名前を覚えきれないほどの大人数を登場させて原爆を産み出したオッペンハイマー一人の懊悩を描こうとした。
それより2…
この物語において、美津江の職業を[図書館司書]に設定し、“子どもたちへの物語の読み聞かせ”に関するエピソードを交えることで、本作は、原爆投下そのものの理不尽さだけでなく、原爆体験の伝承に関する問題も…
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戦後間もない時代にひとり生き残ったことを悔いて生きる孤独な娘に寄り添い、彼女の幸せを願い秘めた恋心をそっと後押しする父の幽霊とのひだまりのようなひととき。"ピカ"のあとの惨劇と後悔、その後の心ない…
「あん時の広島は死ぬるんが自然で、生き残るのが不自然なことやったんや」
生き残るというのは苦しい事だね
地獄だね
その命は生かされている
語り部になるために
語り継がれていくために
どうかど…
先日鑑賞した
「木の上の軍隊」同様、
故井上ひさし氏のライフワーク
「戦争」テーマの戯曲を映画化。
今作·「母と暮せば」「木の上」が3部作ということらしい
(Wiki調べ❤️)
父と娘の2人の会話劇…
「母と暮らせば」を先に見た。どちらの親子も違和感を覚えた。そもそもファンタジーなんだからリアルを求めるのは間違ってるんだけど、それにしても浮世離れしてる印象だった。そういうのは、こうした立場に立たさ…
>>続きを読む『父と暮せば』初鑑賞。日本の戦争映画史@シネ・ヌーヴォ。井上ひさしの戯曲を映画化。凄まじい台詞の力と、宮沢りえと原田芳雄の芝居に圧倒された。鳥肌が何度も立った。黒木和雄は演劇に敬意を表しその味わいは…
>>続きを読む「父と暮せば」パートナーズ