息子にとって母親はいつまでも母親であり母親にとって息子はどんな事があろうと息子。
母親への怒りや嫌味や憎しみ。
母親に求める愛や癒しや優しさ。青年の心の葛藤の描き方が上手くて目が離せなかった。
自分の中のもう1人の自分。荒れ果てる自分と冷静な自分。心の中で誰かを殺す。共感できる人には出来ると思う。
母親の息子を愛する想いがひしひしと伝わってきた。子離れ出来ない親と、親離れ出来ない子供の不器用かつ焦燥的な言葉の掛け合いがリアルだ。
親子ってなんだろう。
色々な関係性があり人それぞれの形があるけど切っても切れない何かの繋がりがあるのは確か。
2015 My best parent and child movie.