初のドラン
映画好きな狭い世間にて思われているより悪い気はしなかった。
拙いショットも多いが同じ歳に自分の撮った短編にしたら恥ずかしくて批判はできない。
最大の欠点は母親の存在を失おうが失わないだろうがドラン自身からあまり切迫感を感じさせないのが最も大きな欠点。
一辺倒の怒鳴り合いも、感情を映像化したりするのもエモーショナルとして逆効果。
というより分かりやすいからもっと逸脱した映像を期待していた。
目線詰め、ワンショットの空間の空き具合から詰めたサイズとそもそも主題的にスタンダードサイズで撮っても良かったのにと思ってた(最後はスタンダードになったね。)
セクシャリティな部分は取ってつけたような感じだったけど、この先を追っていくとしだいに分かるのだろうかな。