キヒチキ

マイ・マザーのキヒチキのレビュー・感想・評価

マイ・マザー(2009年製作の映画)
4.0
グザヴィエ・ドランの初監督作品。
撮ったので19歳👀
もう驚愕の事実👀
ほんとに天才だーすごい。
作品を1つ1つ見ていくたびに、
味がでる。だんだん好きになる。👏

今日僕が死んだら?
明日私も死ぬわ

お互いが感じているより強く
お互いのことを思い合っているのに
なかなかうまくいかない親子。
いろんな面で噛み合わない親子。
それをリアルに描いています。

他人の生活を覗き見てるような
そんな感覚になりました👀
お母さんが、途中で言ってた
私のお母さんは躁鬱病で…というセリフ。
多分、お母さん自身もそうなんやろう。
突然起こすかんしゃく。
コロコロと変わる感情。
などなど、、、多分やけど。

父親との確執、関係性。
同性愛。
寄宿学校。
人と違うっていうことを
受けきれてない10代のあの感じ。

本当に
鮮やかだった。
ありのままを描いてるようで。

怒りを爆発させるシーンとか
男同士のラブシーンとか、
それまで美しく見せる
早回しの使い方とか、
音楽の使い方とか、
もう、グザヴィエ・ドランの感性どうなってるんー?!ってくらい圧倒される👏

一番好きなのは、
ペンキのシーン👀
あとは、ラストシーン👀

絶望的に思える環境の中でも、
救いがちょいちょいあって、
先生やったり、
アントナンやったり。
見終わってから、いろいろ考えてしまって止まらないのは、きっとあのラストシーンだからこそ、やね‼️

いつも、レビューというより、思ったことを書いただけになってしまう。笑
余談やけど、ドラン作品に、
スザンヌ・クレマンよく出てくるなぁー🙃
そして、アントナンかっこよかった!笑
キヒチキ

キヒチキ