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裏窓のkumiのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.8
CSでやってたので、久々鑑賞。
アルフレッド・ヒッチコック監督作品。

カメラマンのジェフは事故で足を骨折し、車椅子生活。そんなジェフの暇つぶしの楽しみは、窓から見る隣のアパートの住人達の観察。

ジェフ役はジェームズ・スチュワート。
その彼女リザにグレース・ケリー。


今では、あんなに窓も開けっ放しではないから難しいお話かもしれませんが、なかなか人間観察は面白いですよね。

骨折ギプスで脚が痒くなるとかの、あるある感。

グレース・ケリー・・・綺麗で、品がありますね。

はじめはジェフの観察をよく思わない看護師エリスやリザが、ジェフの殺人かもしれない話に、のめり込む様が、上手いです。

そして1度は違うとなった時のガッカリ感。

他のアパートの住人のお話も、ホッコリしたり、同情したりミス・ロンリーの幸せを願わずには、いられない。

終盤の真っ暗な恐怖に、フラッシュ連発に笑っちゃいます。凝ってはいるけどアパート周辺のみのセットに動きの少ない主人公・・・でも、すごく楽しめる作品。

ラストのカメラ目線と壁ね。

やっぱりヒッチコック監督、すごいし面白い。
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