信頼できない語り手(Unreliable narrator)という、心理的でメタレベルなブラインドネス(blindness)へと至る以前に、物理的で現象的なそれを緻密に描いてみせる必要があった。
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「1955年に公開された映画」という情報が少し自分を邪魔した。
現在の映画だと物語の中間で大きな展開をしたり後半でドンデン返しをしたりするものが多いような気もするが、本作は「殺人は起こったのか起…
まだ全然観てないけどヒッチコックで一番好き。面白すぎる。これ以上ないほど単純な話なのにどこを取っても全く隙がない。交わっている様で交わらない、そんなふたりを見据えた休題としての涼しげなラストショット…
>>続きを読む殺人の瞬間を描かず、部屋からも出ない中でここまで面白くできるのか!という時代を超えた傑作だった。答えが分からない中で観る者をカメラマン側にも刑事側にも揺さぶる演出が見事で、特に後半の「殺人は無かった…
>>続きを読む2025:205
おもしろっ!
自分もこんな家住んでたら覗いてしまうかもみたいな人の露悪的な部分をくすぐるのうますぎる。
舞台見てるみたい、人の部屋覗くおじさんとその部屋たちを見てるだけなのになん…
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