エノモト

裏窓のエノモトのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
4.2
ヒッチコックの代表作。主人公は足を怪我していて部屋から出られないので、向かいのアパートの窓を一日中覗いている彼の視点で展開されるという斬新すぎるサスペンス。

アパートという限られたスペースのみで、しかも向かいのアパートの窓を眺めることによって得られる情報のみで事件が進むので、主人公と一緒になって覗いて、人間観察をしてるような不思議な感覚になり引き込まれます。

終盤にかけて一気に加速しラストの緊迫感もめちゃくちゃ面白い。サスペンスってこういうことだよねっていう、まさにお手本のような完成度。公開から60年以上経った今でも全く色褪せることないすごい作品でした。
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