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バティニョールおじさんのtamiのレビュー・感想・評価

バティニョールおじさん(2002年製作の映画)
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ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人の子どもを匿う“羽目”になる……
明るく描かれているから、どこにでもいそうなバティニョールおじさんとシモン(賢い子!)が魅力的だから、あの時代が一つの歴史物語ではなくて、ありふれた現実に映る。誰だっておじさんのような行動を取るかもしれないし、生きるためにあの哀しい婚約者になるかもしれないし、シモンのような状況に置かれることだってあるかもしれない。
悲惨さを訴える表現は簡単だけど、そうはしていない、良い映画。胸が詰まります。ジェラール・ジュニョーは素敵な役者であり監督ですね!
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