バティニョールおじさんの作品情報・感想・評価

『バティニョールおじさん』に投稿された感想・評価

tych

tychの感想・評価

3.7
MONSIEUR BATIGNOLE 2002年 103分。2次大戦中、ドイツ軍占領下のパリ、肉と惣菜屋を営むバティニョール一家、娘の彼氏は密告者だ。ある日、彼氏が密告して捕まった一家の長男の少年がバティニョールの前に現れる。家族に内緒で匿うバティニョールは少年をスイスに逃がすと決心する。そして少年の従姉妹2人も合わせて面倒を見ることに、、。少年の反抗や口達者ぶり、それを大きく包むバティニョールの包容力が印象に残る。
ののな

ののなの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!!!

ナチスの本拠地ドイツだけでもたくさんあるいわゆる「ホロコーストもの」。
ドイツ以外を舞台にした映画では、リトアニアでの『杉原千畝』、イタリア人視点の『ライフ・イズ・ビューティフル』くらいしか見たことがなく、フランス(ヴィシー政権下)という視点は初めて!

↑にあげた2作品は特に主人公が聖人級で、利他的な姿勢が印象的だっただけに、今作の主人公には一番共感出来たし俗人的(庶民的)な人なので余計ハラハラしながら見ることが出来た!!

近くて遠い、自分に関わりがない人々が迫害されている事実について他人事のままでいることの残酷さ、そして人間一人一人の尊さがよく分かった✨

あと、人は変わることが出来るということと、どうしようもない人もいるかも…ってことも描写されてた💦(道半ばで死んじゃったので、後者の描写の人も生きていればいつかは変わることが出来ていたのかも……🤔)あのぶっ殺し描写こそ、市井の普通の人々を人殺しにしてしまう戦争の恐ろしさを表してるのかも……!



↓蛇足&他作品のネタバレあり↓


監督、脚本、主演のジェラール・ジョニョは、主演作『コーラス』でも実子でない子を引き取ってて、それがなんか似合う!謎!
こあら

こあらの感想・評価

3.8
フランス語の授業にてフランス語で鑑賞。

口が達者な賢いユダヤ人の少年シモン、めちゃくちゃ可愛かったな
彼や彼の従兄弟に手を焼きながらも彼らがスイスへ逃げるのを助けてあげる人々の優しさ、ユダヤ人迫害という重いテーマをほっこりと描いてくれていた
mns

mnsの感想・評価

4.0
正義を向ける先を自分で選択することの大切さと怖さが、コミカルの中の、現実が投影された部分に見出せました。
えり子

えり子の感想・評価

4.0
ジェラール、ジュニョが大活躍した。
ユーモアとはヒューマンからきているとか。
戦争に翻弄される人々を暖かく見つめて好感が持てる。
子供達もいい。
ジュニョが来日した時、舞台挨拶(この映画についてではなかったと思います)でメモを取り出し日本語で話したのを覚えています。
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
ひょんなことからユダヤ人の子どもを匿うことになったバティニョールおじさんのお話。こういう作品には珍しく、終始ほのぼのした雰囲気。バティニョールおじさんの愛嬌たっぷりなキャラが印象的だった。最初は自分の身を案じるばかりだったおじさんも、無力な子どもたちと過ごすうちに『この子たちを何が何でも守ってやろう!』という気持ちに変わる。終盤、おじさんがユダヤ人のフリをして、仏警察に彼らがやっていることがいかに残酷で愚かなことであるかを訴えるシーンは感動的だし強烈だった。
sima

simaの感想・評価

4.0
ファイル⑤

緊張感なさすぎてヒヤヒヤしかないそんなこんななボンボン。ジェラール・ジュニョと子供の組合わせすき。
ジェラール・ジュニョ監督作品


1942年占領下のフランス
中年男バティニョールは惣菜屋を営んでいた
ナチに協力的な未来の娘婿の策謀で隣家のユダヤ人のバーンスタイン一家の摘発に関わってしまう
たまたま彼が足留めさせたことで逃亡する筈の家族がドイツに送られてしまうこととなる。。

それがきっかけとなりドイツ軍とも親密になり彼らの豪華なアパートまで奪う形で手に入れたパティニョール家

彼はそれを身の丈に合っていない場違いと感じるが妻を始め家族は喜んで受け入れていた

そんな中ドイツ将校を招いたパーティーの最中バーンスタイン家の息子のシモンが1人逃げ帰ってきた
バティニョールは彼を屋根裏部屋にかくまうことにしたのだったが。。






以下ネタバレ



ナチスから迫害されるユダヤ人の子供達を中立国スイスまで送り届けるロード・ムービー🎥

このおじさんが聖人ではなく仕方なく密航に関わっていくことになっていくのがリアル😅

もしばれたら自身の家族も危ない。。
しかし今、家から放り出すと確実に捕まるだろう。。
偶然とはいえ自身のせいで彼の両親はドイツ送りになっているという懺悔の気持ちもある

事実ではないようだけど似た話はあっただろうなぁ。。

損得を越えた人間性を問われる作品
知り合いに勧められて鑑賞。かなり重たい内容ですが、暖かい雰囲気で楽しめた作品でした。普通の肉屋のおじさんがユダヤ人をスイスに逃がす話ですが、残虐なシーンもなく、コメディタッチなので、色々な人に勧められる作品です。主演のジェラール・ジュニョが監督、脚本と知ってびっくり。才能のある方ですね。自分の家族でもなく、下手をすれば自分が危ないのに、ユダヤ人の子供を助けるおじさんの勇気、行動力に脱帽です。最後にサクッと出たテロップに戦争の悲劇をさり気なく訴えているのが、この作品テーマなのかな?
まお

まおの感想・評価

3.6
バティニョールおじさんは本当の意味で優しい人だと思った。可哀想、どうにかしてあげたいとは思っても、自分やその家族が一番大切で私には出来ないから。
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