おバカ犬

悪魔の毒々モンスター東京へ行くのおバカ犬のレビュー・感想・評価

4.8
トロマ制作、相変わらずバカみてえにチープな雰囲気で始まる『悪魔の毒毒モンスター 東京へ行く』をレビューだ。関根勤が出ていることで、この手の映画好きには有名だ。

"盲人支援施設で平和に暮らしていたメルビンたちのもとに化学会社のアポカリプス社が反撃してくる。同社は最先端の技術力を誇る日本へ彼を誘導し、そこでつくったアンチトロマトンで彼を倒そうとするのだ!"

開幕の僕が住む街、トロマヴィルの説明からもう面白い。どうやったらこんな呑気で間の抜けた雰囲気が作れるのか、本当に尊敬するわ笑

かと思えばその5分後には人間を車椅子に挟んで内臓飛び出るまでプレスした挙句、そのバラバラ死体をその辺の草むらに投げ込むんだから、製作スタッフはイカれてるとしか言いようがない。

そもそもメルビンって有害物質の塊なのに臭くないのかな。近づいて病気にならないのかな。トロマの映画だからそんなの関係ないか〜笑 観光客としてのメルビンはカタコトな日本語を使ってなかなかに可愛らしい。

これでもかというくらい日本文化をリスペクト(?)したギャグが飛び交う。ほんともう胸焼けするくらい。きっと製作陣は日本旅行(ロケ)を大いに楽しんだに違いない。嬉しい限りである。

グロい!というか汚い!話も意味がわからん!でも日本人なら絶対楽しめるウルトラハイパー究極のクソ映画だ!以上!!
おバカ犬

おバカ犬