ももたろう

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのももたろうのレビュー・感想・評価

4.3
あらすじ
パイロットや医師、弁護士に偽装し(弁護士の資格は本当に取得した)、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を起こし「天才詐欺師」と言われたフランク・W・アバグネイル・Jr(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を追うFBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)の姿を、痛快かつ人間味豊かに描く。なお、トム・ハンクス演じるFBI捜査官カール・ハンラティは実在の人物ではなく、彼を追い、また更生の手を差し伸べた複数の人物をモデルとした創作である。


何がビックリってこれが実在する人物ってこと。頭良すぎでしょ…だからこそこんな大胆な詐欺を出来たんだろうけど。
詐欺テクニックが華麗すぎて拍手を送りたくなる笑


そして彼の凄いところは悪意があるように見えない所、ただただ「昔の仲の良かった家族に戻りたい!お金がいる!かっこいい!これになりたい!出来そう!」という感情で動いてる所。考えがとても軽いんです笑
まさに息を吐くように嘘をつく。
実際まだ10代で子供と言っちゃ子供だからこその思考回路なのかも。
普通の人間では理性やモラル、恐怖や不安が働いて出来ないことをやっているからか犯罪者なのに妙に好感を持ってしまう不思議。レオ様だからかな…?魅力的にうつるから困る
褒められる事では無いんだけどね!絶対!笑


全体の雰囲気としては全然シリアスではなくとても見やすい!
詐欺師の若者vsFBIのおじ様という大人の鬼ごっこ。

追う方も追われる方も凄く応援したくなるキャラクターでコミカルに演出されているからワクワクした。そして2人の友情というか関係性がなんかいい。
ラストの終わり方がとても彼等らしくて好きだった。
ももたろう

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