燕東海林太郎兵衛宗清

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの燕東海林太郎兵衛宗清のレビュー・感想・評価

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1960年代少年フランクの家庭は仲睦まじい暮らしを送っていた。そんなある日父の脱税や、母の不倫まがいの行動が重なりついには離婚してしまう。養育権をめぐる論争が繰り広げられるが嫌気がさしたフランクは家を飛び出す。
だが無一文の彼は路頭に迷っていた。
そんな中ある事を思いつく。
それは小切手の偽装であった。
しかし簡単に事が進むわけも無かったある日、彼の前をスチュワーデスを連れたパイロットが通る。
彼は思いつく。パイロットスーツを着てなら小切手が使えるのではないかと....
直ぐにスーツを手に入れいざ使ってみると偽造小切手が面白いように切れる。
味をしめた彼の行動は次々とヒートアップしていく.....


1980年出版『世界を騙した男』というフランクWアバクネイルJrの著書が元の実話を映像化した作品。

昔観た作品なので少しうろ覚えですが。笑

1960年代世界各地で小切手偽装詐欺を起こし天才詐欺師と謳われた『フランクWアバクネイルJr』とそれを追いかけるFBI捜査官ハンラティ(ハンラティは創作)の物語

フランクはパイロット、医者、弁護士と色んな職に扮するのだが彼のカリスマ的話術
と嫌味を感じない嘘の言葉回しで翻弄していく彼が凄い....!!!!

作中、FBIと詐欺師の間に生まれる不思議な互いへのリスペクトがまるでルパンと銭形警部のような感じに見えてきて面白かったし、窮地の切り抜け方が本当に面白くてかっこいいので是非観て欲しいですね〜

2時間弱あるけどテンポがいいので見やすいと思います。

作中嘘しか言わない彼だが最後のセリフは紛れもなく嘘偽りのない本当の言葉だった。