チビスぎ

226のチビスぎのレビュー・感想・評価

226(1989年製作の映画)
3.0
二.二六事件の経過を主に青年将校たちを中心に描いた作品。襲撃のシーンは冒頭の20分くらいで、その後は政府との交渉になってくる。
冒頭から襲撃までのシーンはBGMも相まって緊張感があった。雪を主張し過ぎてる感はあったけど。それが終わって政府と交渉するのだが、正直内容が入ってこない。
あれだけ田舎の家族〜田舎の家族〜と叫んでおいてどいつもこいつも婚約者のことばっか考えてる。そういった、【この事件でこいつらは暴発しただけだった】というような所を表現したいのかなと思ったら、政府側の偉い人が急に「彼らは農地解放…」とかまともなこと考えてるんですよと主張してくる。そういう矛盾を表現したかったのかな…
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