ひさしぶりの番宣のみで見た映画。
世界には生まれながらに異能を持つ人々がいる。物を動かす"ムーヴァ"の力をもつニックは幼きころに父から"花をもつ少女を助けろ"という遺言を授かる。青年となったニックは冴えない生活をしていたが、そこに未来を見通す"ウォッチャ"の力をもつ少女、キャシーが現れ、ともにある女性とケースを探して欲しいと頼まれる。
異能バトルもの?という感じで結構好きなジャンルなんですが、なぜか微妙。能力がほとんど戦闘的なものじゃないんで(戦闘向きはムーヴァとブリーダくらい)あまり派手じゃない。というか普通に戦ったほうが強い気が。ヴィクターは別ですが(でもヴィクターも銃使ってたし)。
あと能力は世襲制(ムーヴァの子はムーヴァ)な感じかなと思いましたがブリーダの子がウォッチャだし、そーでもないのかとちょっと設定があまい気がして、最初から最期までふわふわとおわった印象でした。
ラストの終わり方もなぁ。というかボス的な役であるカーバに強さを感じないのが問題かと。 んー、設定は好きなのに作りきれてないというか派手さにかけるというかんじで残念な作品でした。