男

ペーパー・ムーンの男のレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.0
松本人志が1番好きな映画に挙げてたからずっとみたかった作品。

50年前の作品なのに全く古さを感じない完璧すぎる作り。

アディのハマり方えぐい。
人生100回目だろ。

身寄りのない2人が
自分を生きる様がいい。
相手の境遇に情けをかけて
一緒にいる訳じゃなくて
金儲けに使えるから一緒にいるの
シャレてる。
一見冷たそうに見えるけど
自分が必要とされる喜びは
生きてるって感じられる。

途中に出てくる脇役達も
いい味だしてて
全編だれないでみれた。

バッファロー’66の
ツンデレ具合思い出した。
やっぱツンデレはいいな。

ラストの画が最高。

紙の月でも
私を信じていれば
本物のお月様
私を信じてくれたら
本物になる
男