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ペーパー・ムーンのotayuのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.0
●両親を失った娘を、詐欺師が一時期的に見ることになり、一緒に詐欺を働きながら旅をするロードムービー。
●詐欺師と娘のキャラクターが魅力的。
詐欺師の生業とキャラを短く紹介するのが上手い。(聖書を売りつける。20ドルを添えて電車のチケットを買ってあげる。25ドルと迷う)
その後、娘の頭の良さとポリシーの出し方もうまい(お金のない家は無料で、ある家は高額で売る)
●娘が男の子に見られることにコンプレックスを抱いているキャラが良い。開始37分の鏡の前でポーズをとるシーンが可愛い(口の汚さや、タバコを吸うことが許される)
●展開もスピーディ
詐欺師が売女みたいな女に惚れ込む、その彼女を娘の悪知恵で追い出すのと、
酒の違法な取引への流れも良い。
●サムネイルの同じポーズが使える。
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