Footbear

イキガミのFootbearのネタバレレビュー・内容・結末

イキガミ(2008年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

18歳から24歳の間に1000人に1人が死ぬことを義務づけられている国。国家の繁栄のために、国民全員に生きることの価値を真剣に考えさせるための国策なのだという。
小学校入学時に、全員が予防接種を受ける。1000人に1人には、死のナノカプセルが入っており、18歳から24歳の決められた時刻に爆発して、死に至らしめる。死亡予定時刻の24時間前に、国から死亡予告書が手渡される。それは、通称「イキガミ(逝紙)」と呼ばれる。イキガミが手渡された3人の男とその配達人の苦悩を描いたドラマです。
舞台設定に色々と無理はあるものの、こういう思考実験ができるのが、フィクション作品の良いところだと、思います。
自分や家族が残り24時間の命だと聞かされたら、どういう行動をとるか?こんな法律をもった国を許せるか?すでに反対すべき法律は、たくさん制定されているのでは?など色々と考えさせられました。
Footbear

Footbear