Maya

ギルバート・グレイプのMayaのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.8
旦那が死んだショックにより過食でソファから動けないほど太ってしまった母、
障害持ちで一瞬でも目を離すとすぐに給水塔に登ってしまう弟、
姉と妹と4人兄妹(もう1人兄もいるが出てこん)で家計を支えつつ弟の面倒までしっかり見るギルバート。
もうなんだろ、ニートで親の脛かじってる自分が本当に惨めになった。
本当に複雑な家庭環境だが、みんな母想いであったり、弟を全く責めないいい子達。
ギルバートも家族に尽くすあまり自分の感情や欲望が一切無かったんだけどあることがきっかけで一歩ずつ前に進んでいく。
ずっと一定のテンションの映画だけど心にグサッとくるものがある。

こんなことを言うと差別的になってしまうかもしれないが、ディカプリオの障害をもった人の特徴をうまく表現している演技に圧倒された。
アイ・アム・サムでのショーンペンの演技くらい衝撃を受けた。
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