いやぁ、、、
めっちゃいい映画。
高校生の時に観た時は
兎にも角にも
ディカプリオうますぎる!!!
凄すぎるでしょ!
って感じだったけど
10年以上の時を経て
再度鑑賞したら
いや、ディカプリオ確かにヤバいけど
でもやっぱジョニー・デップがめっちゃ良い!!
ジョニー・デップのおかげでディカプリオが際立ったんだ!って感じました。
まさに、アカデミー賞などでよく言われる
主演が輝くのは助演のおかげで
助演が輝くのは主演のおかげ
って理論めっちゃ納得できました。
邦題はただ
「ギルバート・グレイプ」だけど
原題は
「WHAT'S EATING GILBERT GRAPE」
「なにがギルバート・グレイプを苛立たせているか」
で
よりこの映画に沿った題名だから
ボクは原題の方が推せる。
ギルバートの苦労がめっちゃ伝わってきて
胸が苦しかった。
彼の環境が
自然と
自分の人生を後回しにさせてしまう。
アーニーに対して紛れもなく本物の愛をもって接しているけど
ギルバートにはギルバートの人生もあって
その両立がなかなかうまくいかない。
一生懸命にアーニーに向き合っているけど
周りには100%その努力が伝わっているわけではなく
事が起きた時に1番に責められる。
そらぁ苛立つよ
でもお風呂で置き去りのシーンや
手をあげてしまい
自分を責めるところは
ホントに見ていて辛かった。
自分も親になり、
子供が無邪気に悪気なく、言うことを全く聞かない時に、ついつい感情的になってしまいあとから後悔することを幾度となく繰り返してしまうから
めっちゃ共感できました。
そこまで感情移入させられたのは紛れもなくジョニー・デップとディカプリオの演技の賜物。
量販店でケーキ買ったのをバレたときのバツの悪い感じもめっちゃ良かった。
あと、
変な役が多いジョニー・デップだけど、
映画のおかげであの頃の正統派のジョニー・デップにいつでも会えるのは本当に感謝。
ギルバートのあの髪型めっちゃ憧れる。
流石の名作でした。