みさこーん

マジェスティックのみさこーんのレビュー・感想・評価

マジェスティック(2001年製作の映画)
3.0
昔のレビューシリーズ

冷戦期が舞台+ジム様主演ということで、ずっと見たかった映画。

ちょっと期待しすぎたかもしれませんw
つっこみたくなるシーンや設定が沢山ありすぎたので。

<簡単なあらすじ>ジムキャリーはハリウッドの映画脚本家ピーター役。舞台はおそらく50年代アメリカなので、赤狩り(共産党関係者である疑いがある者を議会に召喚し追究、多くの場合は職から追われるふらふら)の最盛期。ピーターは大学時代に、好きな女の子が共産党系のサークル(ピーター本人はそんなことつゆ知らず)に入っていたからって同じサークルに入っていたので、そのことが当局にバレて召喚されることに。脚本家生命が失われると思ったピーターはやけになって海岸を飲酒運転。まあ、事故りますね。それでどこかの浜辺に打ち上げられた彼は記憶喪失に。たどり着いた町では、第二次大戦で入隊して以来町に戻らないルークという若者にピーターがそっくり!ということになり、ピーターとして暮らすことに。

っていうかんじです。まずね、町の人たちが勝手過ぎる!普通、記憶喪失の人をあんな強引に違う人として暮らさせるかっていう。しかもルークがピアノが上手かったからって言って無理矢理弾かせるとかww無謀wwwwでもなぜかそこでジャズピアノが目茶苦茶上手いピーター。笑 なんなんだこの設定はw

ただ、たったいま「赤狩りの何が異常だったのか」っていうテーマについてのレポートを書き終えたばかりだったので、法廷での公聴会のシーンはとても興味深かった。憲法修正第一条とか。まあでも食い入るように見たのはこのシーンだけかもしれない。



みんなが「ジムキャリーはコメディのほうがいい」ってしきりに言う気持ちが少しわかったかもしれない。トルーマンショーはおもしろかったけどね!!
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