なか邑

マジェスティックのなか邑のレビュー・感想・評価

マジェスティック(2001年製作の映画)
3.8
元々脚本家だった男が、事故によって記憶を失い、見ず知らずの町で違う男として受け入られる話。
戦後、町の多くの人が戦死し悲しみで溢れていた中、英雄とされ死んだと思われていた男と激似の脚本家は勘違いされ、町で盛大に受け入れられてしまう。もちろん本人も記憶をなくし自分が誰だかわからないため、それが自分だと思い込む。
一方、脚本家としての自分は国の共産主義者だと疑いをかけられていて、失踪したと思われる。
最終的に見つかり、町の人にも全く別の人だという真実が明らかになりがっかりされる。
しかし、演説でアメリカの自由について主張をするとみんなの心にささり、新たな英雄として讃えられる。

まず、ストーリーがすごい面白い。お父さんに言えずに死んじゃうのが少し心残りだが、わかりやすいし、暗くなりすぎず、いい雰囲気を保ってる。

時代背景もすごく良くて、ドンピシャ。
映画館の雰囲気がすごくいい。エンターテイメントって感じで今もこんなところがあったらなて切実に思う。

ジムキャリーは本当にいろんな表現ができて、見ていて飽きない。表情の一つ一つが印象的だった。
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