MikiMickle

ゾンビコップのMikiMickleのレビュー・感想・評価

ゾンビコップ(1988年製作の映画)
4.2
LAで多発する強盗事件。
甘いマスクのロジャー(トリート・ウィリアムズ)と粗雑でジョークばかりのダグ(ジョー・ピスコポ)の凸凹警官コンビは、宝石店に駆け付け、犯人との激しい銃撃戦を繰り広げる。
しかし強盗らは撃たれても全然死なないw なので警官、めっちゃ撃たれ死ぬw 撃ちすぎw 爆笑w
どうにか二人のハチャメチャな活躍で犯人を退治したものの、検死官のレベッカが驚くべき事を。この犯人は以前に検死した事があると… 死体が蘇って強盗をしたと言うのだ。
死体から検出された薬品を追って、二人はダンテ製薬会社に。
そこで、広報担当の女性ランディの目をかいくぐって立ち入り禁止の部屋に入ると、そこには巨大な醜い男が。
その男との格闘の最中、ロジャーは命を落としてしまう…
駆け付けたレベッカとダグの手によって、その部屋にあった死体蘇生マッシーンで、ロジャーはゾンビコップとして蘇るのだ‼
残り時間は12時間‼ 裏幕を突き止めらるか?‼


ゾンビといってもグジョグジョだのノロノロではなく、普通に話し動く。すぐ蘇生されたものは意思もある。でもだんだんゾンビ化しちゃう~‼

悪者ゾンビだけじゃなくて、色々なものにも襲われる♪ at チャイナタウン
蘇った北京ダックとか(笑) 生レバーとか(笑) 大爆笑w このシーン、最っっっ高♪

巨大男の醜さもめちゃくちゃおもしろい‼ 顔、一時停止して見た‼ 鼻、3つある~(笑)

っていうコメディ&アクションなんだけど、清々しいバディものでもあります。

お笑い担当のダグの、不意に訪れる悲しげな表情の短いワンカットに、相方愛を感じてしまうし…

ラスト。やだ、ちょっとうるうるきちゃう。



監督はマーク・ゴールドブラッド。
かなり数々の映画の編集をしている人であり、『ターミネーター2』ではアカデミー賞にノミネート経験あり。監督作は、これと『パニッシャー』(1989年)しかないけど、敏腕編集マンらしい無駄の無さ‼全く飽きないテンポの良さ♪

そして、ヴィンセント・プライスが出てるっ‼ 戦後ホラー映画の3大スターのひとりです

特殊メイクも、その手作り感が最高!
溶ける人とかも最高!
クリス・ボッティンとリチャード・ベイカーの助手をしていたスティーブ・ジョンソンという人が特殊メイクしているらしい。

80年代の古くささってたまらないなぁ
昔はカッコ悪いって思ってたけど、80年代もいいなぁ
特典映像にあったカット集は吹き替えで、昔の吹き替えってなんか魅力的
オリジナル予告もストーリーが若干変わってて笑える。 グラインドハウス映画の名残がある時代なんだろうなぁ

ゾンビとしての能力も発揮できる、刑事ものアクションコメディ♪

名言
「生まれ変わったら何になりたい?」
「女の自転車のサドルになりたい」
アホだ♪
MikiMickle

MikiMickle