マーフィー怒りの鑑賞

パニッシャー:ウォー・ゾーンのマーフィー怒りの鑑賞のレビュー・感想・評価

3.1
完全にコメディーと化している。設定や粗筋がバートン版の「バットマン」に似てる。全体的にチープ感があり、間抜けに見えるシーンが多いが、アクションはそこそこ良い。敵のジグソウの声優が、ハリポのハグリッドの方なのがコメディー感を増す要素になっている。だが、元々の声が近いのでミスキャストではない。パニッシャー役は安定の大塚明夫。パニッシャー実写化の初代はドルフ・ラングレンが演じているので、そちらも声優は大塚明夫。奇しくも初代は前述の「バットマン」と製作年が同じ。

主役を演じるレイ・スティーブンソン(なんと去年の5月に亡くなられていた。R.I.P)が渋くて良い。「マトリックス」や「アンダーワールド」のような、スタイリッシュさを徹底できたら良い作品になったと思う。