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武士道残酷物語のblackmonkeyのネタバレレビュー・内容・結末

武士道残酷物語(1963年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022年87本目
【あらすじ】
飯倉進は婚約者が自殺を図り、不幸な身の上は先祖代々の血と歴史を振り返る。
初代は主君のために切腹、その息子はまじめすぎて謹慎ののち主君をおって切腹。その息子は衆道の主君の怒りを買い男根切断、主君の寝取られ希望により妻、娘を失う。祖父は廃嫡後の主君に婚約者を乱暴され、兄は特攻で死ぬ。自身は婚約者がライバル会社勤務のため彼女経由で情報を盗み、競売に勝利。ほとぼりが冷めるまで結婚延期を嘆いて自殺を図ったが助かり、進は結婚すると決めて幕。

【感想】
思ったほど残酷ではなかったが、古き悪き江戸の武士の生き方をオムニバス形式で見ていく作品。愚かな君主と不器用なほどまじめな藩士の物語。白黒のこともあって、雰囲気がでている。一つのエピソードは短いので良い意味でサクサク見れる。若かりし頃の岸田今日子さんと三田佳子さんがお美しいのが印象的。
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