ヒリテ博士

武士道残酷物語のヒリテ博士のレビュー・感想・評価

武士道残酷物語(1963年製作の映画)
3.5
映画史におけるエポックメイキング的作品、時代遅れの映画がなんとか自らを改革しようとしている最中に製作した作品で、だからこそ清々しくいい。
それまで持て囃していた武士道へのアンチテーゼを思いっきり叩きつけてくれる。
南條範夫を原作にするその愉しさといったらない。
欺瞞、反吐がでるような社会構造、そういうのを全部白日の下に晒してて、いいぞいいぞ〜もっとやれとおもわせられる。