とんだ社会派ムービーだったぜ！！！！！
まず、これは実話だっていうことに最上級の驚きを感じた
ネットリテラシーを学ぶためには必見
舞台はPC登場初期
モニターが非常に分厚く、サイトも簡素
まだネットリテラシーなんて言葉が浸透どころか存在していない時代
主人公の語りから始まるこの映画
慣れてる人だと「ほうほう、そんな感じね」って思うんだけど、ところがひっくり返される
評価が3.1程度なのは、たぶんオチがありふれたものだからなんだろうけど、一見、舞台背景とつながらないあのオチを主題とうまく絡ませたのは上手だったと思う
当初「信用されていない」「政治的に出世した」「記者として未熟」だのさんざん言われてたチャックが最もまともで優秀だったっていう皮肉
ネット以前時代の、過剰に他人を信用する風潮を思いっきりぶん殴るスタイルが非常に快感
そのチャックを演じたピーター・サースガードがまたいい味出しててな！！！！！
信じてあげたいと伝える仕草、怒りを抑えた声、我慢しきれず激高する声、呆れたことを伝える背中、軽蔑する目、自らの立場を理解して仕事に誇りを持つ姿勢、部下から信頼を得たときの表情
渋い とてもいい俳優だった
あと、あの時代のジャーナリストがどういうところで仕事していたのか、とか意外と勉強になるところもある
社会派ムービー
